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パハールプール仏教寺院遺跡(バングラデシュ世界遺産) 2009年3月27日更新

パハールプール仏教寺院遺跡(バングラデシュ世界遺産)

【和:パハールプールのぶっきょうじいんいせき
【中:
面白テーマ|世界遺産|>パハールプール仏教寺院遺跡(バングラデシュ世界遺産)

8世紀半ばから400年にわたりベンガル地方を支配したインドのパーラ王朝時代、仏教は大いに栄えた。パハールプールに残るナマプラ・マハヴィラ(ソーマプラ僧院)の遺跡は、厚いレンガの壁が周囲をめぐり、177の僧房をもち、約1000人の僧徒を収容した大僧院であった。この大僧院は、パーラ王朝時代につくられた、インド亜大陸では最大の伽藍である。17世紀まで仏教英知の中心地として多くの巡礼者が訪れていた。
広大な中庭の中央には、頂の四方に祠堂がある大塔を置き、周囲にその他の建造物を配する。この寺院設計は、曼荼羅の世界観を忠実に表現している.シンプルで調和のとれたラインと、彫刻が施された壁龕装飾が特徴である。現在、大塔はなく遺丘のみが残る。この建築様式はミャンマーのパガン寺院やカンボジアのアンコールの寺院群などに影響を与えている。出所:世界遺産の旅
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