ゴール旧市街・その要塞（スリランカ世界遺産）　2009年3月27日更新

ゴールは、スリランカの南西海岸に位置する港町である．16世紀末にポルトガルの植民地になって以来、この町はヨーロッパの統治国の強い影響を受け、独特の発展を遂げてきた．17世紀半ばからはオランダ、15年にはイギリスの植民地となり、城塞をもつ貿易港として栄えたという．彼らは区画整理を行い、下水の排水システムを整え、ヨーロッパの中世都市へとつくり変えていった．
旧市街は周囲を砦に囲はれており、フォート・メイン・ゲートか、オランダ時代につくられたオールド・ゲートを通って中へと入る．緑の芝生が広がる砦の内には、オランダ植民地時代の兵舎や倉庫が並び、当時を偲ばせる．
今も旧市街に残る、オランダ風の建物とイスラム教徒たちの白いモスク．ゴールは、ヨーロッパ建築と南アジアの伝統が融合した素晴しい町である。現在は旧市街内の優れた伝統的町並みを保存するために、スリランカ政府の許可なしには、住居を建て替えることが禁止されている．出所：世界遺産の旅
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