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チョーガ・ザンビル(イラン世界遺産) 2009年3月28日更新
【和:チョーガ・ザンビル】 |
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イランの南西部、イラクとの国境に近い辺りは、肥沃な平野が広がっている。この地でエラム王国は誕生した。紀元前16~前11世紀に、最も領土を拡大した.首都スーサの南に都市を建設し、その都市の聖地がチョーガ・ザンビルである。ここには、神インシュシナクが祀られていた。チョーガ・ザンビルとは、ペルシア語で「大きな籠のような山」という意味で、その形状から名づけられた。
平原に小高い山のように盛りあがったチョーガ・ザンビルは、1935年、油田開発の際に発見された,二重の城壁で囲まれ、外壁の長さは4kmにおよぶ。約80万㎡の城内の中央に、5層の聖塔ジッグラトがそそり立つ。現在は28mほどだが、当時は倍以上にの高さがあったと思われる。ジッグラトの北西には、 3つの神殿があり、男神イシュニカラップとナビリシャ、女神キリシャが祀られている,ほかに、武器などの倉庫や王の墓なども、イチャン・カラ(内城)から発掘されている。約2000年の歴史を刻んだエラム王国は、紀元前7世紀にアッシリアに侵略され、幕を閉じた。出所:世界遺産の旅
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