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エルサレム旧市街・その城壁(ヨルダン世界遺産) 2009年3月28日更新
【和:エルサレムきゅうしがい・そのじょうへき】 |
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ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の聖地である.3000年の間に破壊と再建が繰り返され、現在もさまざまな表情をもっている.16世紀、オスマン・トルコによって築かれた約lkm四方の城壁で固まれた旧市街は、現在、ユダヤ教徒地区、キリスト教徒地区、イスラム教徒地区、アルメニア人地区に分かれている。紀元前1000年頃に、イスラエル王ダビデが統一国家を建国し、ここに首都をおいた.後継者ソロモン王、そして紀元前37年にユダヤエとなったヘロデ王によって神殿が築かれたが、70年にローマ軍の侵略により破壊され、ユダヤ人は離散の民となった。エルサレムに立ち入りを禁じられていたユダヤ人だが、 4世紀以降は年に1度だけ、破壊をまぬがれた神殿西側の壁への立ち入りが許された。この壁は、彼らが祖国喪失を嘆き、祈る様子から「嘆きの壁」と呼ばれるようになった。 どんどん「嘆きの壁」の内側の丘陵地には、燦然と輝く黄金のドームが見える.イスラム教徒が聖地とする岩のドームである.691年にウマイヤ朝第5代カリフによって建てられたドームは、預言者ムハンマドが啓示を受けるために天界へ旅立った場所に建つ。八角形の円堂の上にドーム屋根がのり、内部はアラベスク模様のモザイクで飾られている.
キリスト教徒にとって象徴的な場所は、327年にローマのコンスタンティヌス帝の命でつくられた「聖墳墓教会」である。キリストが十字架にかけられたゴルゴタの丘に建ち、埋葬され復活した墓、キリストの遺体に塗油を施した石などがある。出所:世界遺産の旅
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