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古代都市ダマスカス(シリア世界遺産) 2009年3月28日更新
【和:こだいとしダマスカス】 |
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バラダ川沿いのオアシス都市ダマスカスは、4000年以との歴史をもち、アッシリア、バビロニア、ペルシア、ローマ帝国の支配下にあった。7世紀にはイスラム教のウマイヤ朝によって首都となり、繁栄した。
旧市街を囲む城壁は、1世紀、ローマ時代に建設され、その後いくども改築された。迷路のような狭い道が続く城壁内の中心部には、ウマイヤ朝のアリ・ワリード1世によって建てられた、ウマイヤ・モスクがある.ここは、ローマ時代はジュピターの神殿が、ビザンチンのキリスト教時代には聖ヨハネ聖堂があった。それをすべて取り壊し、権力を誇示する壮大なモスクを築いたのである。門を入ると中庭の中央に、清めの泉がある。ここで手や足を清めてから、礼拝堂に入るのが習わしだ。モスク内部は絨毯が敷きつめられ、ビザンチン風の金銀の動植物のモザイクで飾られている。
偶像礼拝を禁止にしているため、広大な内部は意外にがらんとしていて、唯一イスラム教では預言そのヨハネの首が納められた堂があるだけアゼム宮殿は、ウマイヤ朝以後、16世紀オスマン・トルコに支配された当時の史跡である。中庭が美しく、現在は民族博物館として公開されている。このほか、英雄サラディーンの墓、ハマム(公共浴場)、 スーク(市場)、キリスト教の塾アナニア教会などがある。
出所:世界遺産の旅
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