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古代都市アレッポ(シリア世界遺産) 2009年3月29日更新
【和:こだいとしアレッポ】 |
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ダマスカスに次ぐシリアの大都市アレッポは、地中海とユーフラテス川の間にある。古代から中世まで、メソポタミアとヨーロッパを結ぶ交易の中継地であったため、時の権力者がこぞって手に入れようとした。その足跡が旧市街のいたる所に見受けられる。
旧市街を囲む城壁は、東西約l km、高北800m。12世紀につくられ、16世紀のマムルーク朝時代に改修された。城壁内で目につくのは、丘の上に建つアレッポ城.天然の丘を利用し、紀元前10世紀に築かれたネオ・ヒッタイト人の神殿であった。それが、12世紀の十字軍、13世紀のモンゴル軍、15世紀のティムール朝の侵略を防ぐ、難攻不落の要塞として改築され、現在の姿になったのである。交易の中継地としての足跡は、17世紀のアル・ワジール.キャラバンサライ(隊商宿)の代表格で、黒と白の石を交互に用いて入口を飾っている。グランド・モスクは、当初ダマスカスのウマイヤ・モスクと、同時期に建てられたが、その後再建され、現在の建物は16世紀のマムルーク朝のもの。ヨハネの父ザカリアの首を祀る霊廟がある。 市内最大の見どころは、延々と続くスーク(大市場)である。香辛料、野菜、肉、貴金属、絨毯など、あらゆるものが売られていて、熱気が渦巻いている。出所:世界遺産の旅
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