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バールベック(レバノン世界遺産) 2009年3月29日更新

バールベック(レバノン世界遺産)

【和:バールベック
【中:
面白テーマ|世界遺産|>バールベック(レバノン世界遺産)

ベカー高原の中央に位置し、古代から肥沃な土地として知られていたバールベックには、最大にして優美なローマ神殿が築かれた この巨大な聖地の完成には、約200年の歳月を要した。最初に建てられたのは、ヘレニズム期の建築の代表であるジュピター神殿。前門、六角形の前庭、大庭園、大神殿からなり、250年頃完成した。その巨大さは、残されている高さ20m、直径2.2mの列柱から容易に想像できる。
バッカス神殿は150年頃に建設された。いちばん保存状態がよく、屋根以外はほぼ原形をとどめている。入口の門を飾る酒神バッカスの宗教儀式を描いたレリーフや、神殿内の彫刻には、バロック的傾向が見られ、かなり過激で官能的である。最後につくられたヴィーナス神殿は、さらにバ口ック的要求が色濃い。ここには、有名な貝殻から生まれるヴィーナスが描かれている。出所:世界遺産の旅
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