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テイール(スール・レバノン世界遺産) 2009年3月29日更新
地中海に面するティール(現在名スール)の歴史は、紀元前2750年に始まり、紀元前10世紀にはフェニキアの海上交易の中心地として、ヒラム王の統治下で繁栄を極めた。残念なことにこの時代の遺跡は、海に没して残っていない.現有するのは、その後のローマやビザンチン帝国の遺跡である.海に向かってコリント式の列柱がのびる大通りは、ローマ帝国時代のもので、大理石の幾何学模様で飾られている。この付近には、公共洛場や劇場、貯水池などの跡がある.ここから内陸に1kmほど行った場所には、幅160m、長さ500mのヒッポドロモス(戦車競技場)や高さ20mの凱旋門、美しく彫刻された大理石の石棺が並ぶ墓地が残されている。出所:世界遺産の旅
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