バット、アル・フトウム、アル・アイン考古遺跡（オマーン世界遺産）　2009年3月29日更新

アフダル山地のバット、 アル・フトゥム、 アル・アインー帯には、紀元前3000～前2500年の集落や墓地の遺跡が散在している。アフダル山の銅採掘と、交易を生業とする人びとが暮らしていた遺跡である．銅はメソポタミアに供給され、経済的には恵まれていたようだ．
遺跡の多くは偏平な石を積み上げたもので、おびただしい数が点在している．バットでは、上部にしか入口がなく、底の直径が約20m、高さが10mあったと思われる塔が、5塔発掘された．監視塔、食料の貯蔵庫、灌漑設備などの説があるが、確実なことはわかっていない．アル・フトゥムでも同じような塔が発掘されており、アル・アインでは蜂の巣を裏返したような形状の事が多数見つかっている．出所：世界遺産の旅
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