考古用語辞典 A-Words

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サナア旧市街(イエメン世界遺産) 2009年3月30日更新

サナア旧市街(イエメン世界遺産)

【和:サナアのきゅうしがい
【中:
面白テーマ|世界遺産|>サナア旧市街(イエメン世界遺産)

イエメンの首都サナアは、標高2300mの高原地帯にある.紀元前10世紀頃、シバ王国の支配の下、商業都市として栄えた。今もその面影が残り、世界最古の町といわれ、独特の文化が育まれてきた。 旧市街は、町の中心タリハール広場の東側に広がる。高さ12mの城壁に囲まれ、106のモスク、12の公共浴場と6500棟にのぼる古い家屋が残っている。ここで真先に目を引くのが、花崗岩、玄武岩、日干しレンガを積み上げた家屋である。20mから高いものは50mにもおよぶ。砂ぼこりを避けるために小さく開けられた窓には、ステンドグラスがはめ込まれ、周りには幾何学模様や草花をモチーフにした化粧に漆喰で飾られている。さらに屋上テラスの胸壁も漆喰で白く装飾されている。 地震のない国なので、家屋は400年から古いものでは1000年以上前につくられ、今も生活が営まれている。グレイト・モスクは、ムハンマドの創建と伝えられている。ほかの町同様、ここのスーク(市場)も活気に満ちていて、隊商宿の一種サムサラが随所に見受けられる.中世に迷い込んだような錯覚を起こす町である。出所:世界遺産の旅
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