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夕ドラット・アカクス岩絵(リビア世界遺産) 2009年4月1日更新
【和:夕ドラット・アカクスのいわえ】 |
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リビア南西部、サハラ砂漠のフェザン地方の夕ドラット・アカクスから、アルジェリアのタッシリ・ナジエールへと連なる山脈には、先史時代から受け継がれてきた岩絵が今も残る紀元前8000年頃までのゾウやキリンなどの単純な線刻画に始まる岩絵は、紀元前7000~前4000年頃の「狩猟民の時代」 には、 狩猟の様子やレイヨウ、ダチョウなどを描いた彩色画に発展する。その後、紀元前1500年頃までは、牧蓄中心生活を反映してウシの絵が多く描かれ、古代工ジプトの影響を感じさせる宗教的な絵もある。
戦車を引いて疾走するウマが描かれた紀元前数百年頃には、この一帯の砂漠化が進んだとみられ、紀元前後からのちは、 ウマにすくわってラクダが登場する。こうした岩絵の図柄の変化が、サハラの環境変化の一面を伝えている.出所:世界遺産の旅
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