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レプティス・マグナ遺跡(リビア世界遺産) 2009年4月1日更新

レプティス・マグナ遺跡(リビア世界遺産)

【和:レプティス・マグナのいせき
【中:
面白テーマ|世界遺産|>レプティス・マグナ遺跡(リビア世界遺産)

紀元前1000年前後から地中海で広く交易を行っていたフェニキア人が、アフリカでの一拠点としてレプティスの町を建設。この町は、港湾都市として重要な役目を担い、紀元前1世紀以降、ローマ帝国の支配ドで巨大な都市へと発展した。ダムや貯水池など整った濯漑設備と肥沃な農地をもち、地元出身のセプティミウス・セウェレス帝(在位193~211年)の治世に全盛期を迎える。セウェレス帝は、イタリア産の大理石やエジプトのアスワンから運ばれた花嵐岩などを用い、ローマに匹敵するともいわれる、壮麗で贅を尽くした都市を建設した.ローマ式の円形劇場や市場、大規模な浴場、フォーラム(広場)、バシリカ(公会堂)など、その規模と豪華な彫刻やレリーフの優美な造りは、「偉大なるレプティス」という意味の、レプティス・マグナと呼ばれるにふさわしい巨人で壮麗な都市であった.7世紀以降、町の衰退とともに砂に埋没したが、そのおかげで装飾などの損傷も少なく、保存状態は比較的よい。出所:世界遺産の旅
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