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ティパサ(アルジェリア世界遺産) 2009年4月1日更新
シェヌア山脈の麓、地中海に面じたティパサは、古くから「市の広場」と呼ばれていた。 2世紀にローマ帝国の植民都市が形成され、以後送出すとして発展した。ティパサは、アラブ人が付けた町名で、アラビア語で「荒廃した都」を意味する。
当時つくられた全長約2kmの城壁は、今も随所にその跡をとどめている.町中を東西にのびるデクマヌス大通りは、長さ200m、幅14m。ここを中心として、両側に公共に施設や住居が建設されている。北アフリカには珍しい積みあげ式建築の劇場は、3000人を収容した。そのほか、大理石の柱から水が流れ落ちる「聖なる泉」や、フォーラム、浴場、円形闘技場、神殿などもあり、活気あふれる港町の名残が感じられる。また、ティパサに司教座がおかれていた4世紀に建立されたバシリカ式の大聖堂をも残っている。この聖堂にはアーチやモザイクで飾られた9つ広間があり、現在も聖地として崇められている.現在、避跡の発掘は中断されているが、これらの遺構は国立考古学公園として保存されている。出所:世界遺産の旅
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