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マラケシュ旧市街(モロッコ世界遺産) 2009年4月2日更新
【和:マラケシュきゅうしがい】 |
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マラケシュは、1062年に西サハラに興ったベルベル人のムラービト朝の首都として建設されたことに始まる。スルタンのイブン・ターシュフィーンは、軍事拠点としてマラケシュの整備を進め、その間ムラービト朝は、南ではガーナ王国を滅ぼし、北ではスペイン南部をも征服し、周辺のイスラム化をうながした。
マラケシュは、12世紀にムラービト朝を滅ぼしたムワッヒド朝でも首都として栄えた。その後もに家の居住地となることが多く、マグレブ地方におけるイスラム文化、学初子術の中心地の役割を果たしてきた。またサハラ砂漠を横断する隊商路の北の基点であったため、文化、経済の活発な地であった。
この町には人種はもちろん老若男女、貴賤を問わず人が集まり、一種グローバルな文化が生まれ、現在も変わっていない。そこがマラケシュの最大の魅力である.
城壁に囲まれた旧市街には、ムワッヒド朝時代のクトゥビアのミナレットや、アグーノ門などがあり、狭い路地が網の目のように広がり、 スーク(市場)がひしめいている.迷路のようだが、なぜかどの道も中心をなすジャマ・エル・フナ広場に行き着く。かつて公開死刑場だった「死人の集会場」と呼ばれるこの広場は、無数の屋台が立ち、ヘビ使いやアクロバットなどの大道芸人、占い師、講談師などが芸を披露する。その周りには観客があふれ、まるでお祭りである.何世紀にもわたって変わらず、現在も同じエネルギーを発散して“栄えて”いる広場は、世界でもここ以外にないのではあるまいか。出所:世界遺産の旅
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