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テトゥアン旧市街(モロッコ世界遺産) 2009年4月2日更新

テトゥアン旧市街(モロッコ世界遺産)

【和:テトゥアンきゅうしがい
【中:
面白テーマ|世界遺産|>テトゥアン旧市街(モロッコ世界遺産)

テトゥアンは、ジブラルタル海峡を挟んでスペインのほぼ対岸に位置する港町である。13世紀以降、イスラムの都市であり続けているが、その地理的位置から、建築や美術など、文化的には南スペインの影響を大きく受けてきた。
現在のメディナ(旧市街)は、15~16世紀にグラナダ陥落に伴って、イベリア半島から避難してきたイスラム教徒とユダヤ教徒によって、つくられた,城壁内は迷路なす路地が広がっている.北アフリカのほかのメディナと変わらないが、ひたすら続く真っ白な細道と、まぶしいほど真っ白な壁の家並み、アクセントのパステルカラーの彩色、それはまるでアンダルシアの田舎町を思わせる スペインのキリスト教徒がイスラム文化を吸収したように、ここでは、スペイン文化を昇華させたスペイン・ムーア文化が開化したのである.メディナの中央に建つ17世紀の王宮は、その様式の典型だ。三方を囲む塁壁もこの時代につくられた。
20世紀にモロッコは国土の大半がフランス領になったが、テトゥアンの町は独立までスペイン領だったため、ハッサン211世広場を境とする新市街には、完壁にスペイン風の町並みが広がる。 出所:世界遺産の旅
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