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カルタゴ遺跡(チュニジア世界遺産) 2009年4月2日更新

カルタゴ遺跡(チュニジア世界遺産)

【和:カルタゴいせき
【中:
面白テーマ|世界遺産|>カルタゴ遺跡(チュニジア世界遺産)

地中海最大の貿易国家だったカルタゴ、その拠点が、現在のチュニス近郊にのカルタゴである.しかし、ローマ軍によって徹底的に破壊されたため、今、この地にカルタゴの痕痕はほとんど残っていない。わずかにトフェの墓地とポエニ街、軍港跡くらいだ。もちろん、その小さな手がかりが教えてくれることは大きい.墓地に残る子どもたちの小さな墓石群からは、生贄に幼児を捧げる信仰があったことが推測される.ポエニ街から出土した手工芸品は、その貿易力と高度な文化を示す。軍港跡は、強力な海軍方を想像するのに難くない。
遺跡の大部分は破壊の100年後、カエサル(シーザー)、アウグストゥスの時代になって再建された、ローマ帝国の植民都市時代のものである.ローマ時代のカルタゴは人口30万人という規模の、帝国領でも最大の都市のひとつだった。高級住宅街の跡ローマン・ヴィラ、帝国で三番目の大きさをもつアントニウスの浴場、ローマ劇場、円形闘技場、水道など、その繁栄ぶりをありありと見せてくれる。ポエニ街からの出品は、その遺跡近くの博物館に展示されている.出所:世界遺産の旅
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