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カイルアン(チュニジア世界遺産) 2009年4月2日更新
カイルアンは、 さほど大きな都市ではないが、全世界のイスラム教徒にとっては非常に重要な町である。メッカ、メディナ、エルサレムに次ぐ4番目の聖地なのだ。7世紀のウマイヤ朝時代に建設された、北アフリカ初のイスラム都市であり、グラン・モスクは今も巡礼の季節には、世界各国からの参詣者でいっぱいになる。ここに7回訪れることは、 メッカに1度参拝するのと司価位とされてtヽる,ミナレットの基部はイスラムと世界最古のもの、建物自体は9世紀のアグラブ朝時代に、T字形モスクに再建された。 メッカの方向を示すミフラーブには、バグダッドから贈られたタイル画がある。大理石が敷かれた中庭に入ると、回廊にはビザンチンの遺跡から流用された列柱が並び、荘厳な雰囲気を醸し出している。
メディナでは、聖なる井戸ビル・バルータのほか、マグレブ屈指の美しさを誇るシディ・サハブ霊廟も見逃せない。イスラム教開祖のムハンマドの同志だった聖サハブの墓所で、のちにモスクや神学校などが付加された.色鮮やかなアラベスク文様のタイルや、繊細な透かし彫りで内壁全面が飾られ、アルハンブラを思わせる。出所:世界遺産の旅
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