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イシュケウル国立公園(チュニジア世界遺産) 2009年4月2日更新

イシュケウル国立公園(チュニジア世界遺産)

【和:イシュケウルこくりつこうえん
【中:
面白テーマ|世界遺産|>イシュケウル国立公園(チュニジア世界遺産)

 チュニジア北部にあるこの国立公園は、標高511mのイシュケウル山と、その麓の広大な湖と湿地帯からなる。面積は126k㎡。干拓、開発が進む地中海沿岸にありながら、かつて王家の私有地だったこともあって、自然と生態系が手つかずで残っている、貴重な自然公園である。
 湿地帯はまさに自然の宝服,原始の時代から育まれてきた、多くの湿原植物があるのはもちろん、ヨーロッパからの渡り鳥たちにとって、温暖で餌が豊富で外敵も少ない絶好の越冬地っ秋になると200種におよぶ鳥類の楽園になる。また、海水湖のビゼルト湖とつながっているイシュケウル湖には、淡水魚のほか豊富な海水性の魚類が生息する。イシュケウル山では、キツネやイノシシ、ジャッカル、マングースなどの動物が観察でき、オスマン・トルコ時代に狩猟用として放されたスイギュウもいる。国立公園に指定されるとき、このエリアに放牧などをして暮らす居住者がいることが発見されたが、人間も生態系の一部として居住を許可されたという。 この自然公園は、現在危機に瀕する世界遺産に登録されている。出所:世界遺産の旅
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