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ジェンネ旧市街(マリ世界遺産) 2009年4月3日更新

ジェンネ旧市街(マリ世界遺産)

【和:ジェンネきゅうしがい
【中:
面白テーマ|世界遺産|>ジェンネ旧市街(マリ世界遺産)

 泥塗りの家々が静かに建ち並ぶジェンネ旧市街は、「ニジェール渓谷の宝石」と呼ばれ、西アフリカで最も絵になる場所といえる。ニジェール川とバ二川の中洲に位置し、トンブクトゥと内陸を結ぶ、交易の中継地として、13世紀末頃から発展し、16世紀末頃、モロッコ軍に征服されるまで、繁栄は続いた。,この旧市街の名をさらに知らしめているのは、町の中火にある大モスクと、その前の広場で行れる月曜市の存在だろう。56m四方の基層部と、11mの高さを誇る大モスクは、20世紀初めに再建されたもので、この地方でよく見られる見干しレンガを積みあげ、表面に泥を塗った黄土色のスーダン様式である。ヤシ材の骨組みが外部に突き出ているのが、装飾的効果をあげている。西アフリカのイスラム教のシンボル的存在で、中にはイスラム教徒しか入ることができない
。  モスクの壮大さと、美しい民族衣装を身にまった女たちのきらびやかさは、ほかの町ではなかなか見られない。交易都市としての最盛期を彷彿とさせる賑わいは、がっては双子の姉妹とも呼ばれ、運命共同体的な存在であったトンブクトゥの、朽ち果てつつある現在と対照的である。出所:世界遺産の旅
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