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ゴンダール王宮・聖堂群(エチオピア世界遺産) 2009年4月5日更新
【和:ゴンダールのおうきゅう・せいどうぐん】 |
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エチオピア北部の中都市ゴンダールは、1632~1784年まで、エチオピア帝国の都だった。町中や郊外には、王宮や聖堂などの石造遺構が残っている。なかでも重要なのが、ファジル・ゲビと呼ばれるエチオピア歴代皇帝の王宮群である。エチオピア帝国の黄全期をつくり、人びとに人気を博すファシラダス帝(在位1632~1682年)以降の、暦代の皇帝が住てた宮殿や文書館、聖堂などが残る。7つのおもな建造物はすべて石造りで、アーチを描く窓や入口、バルコニーの周りの飾り、円蓋をいただく塔などが特徴的。これらは、ポルトガル、イスラム、バロックの言様式が混交したゴンダール様式である。聖堂の壁にはエチオピア帝国の栄華が描かれている。
町はずれにはダブレ・ベルハン・セラシエ聖堂がある。内部の天使や聖人のフレスコ画に、エチオピアの宗教画の典型を見ることができる。「バド]と呼ばれる大きな池がある離宮では、今も盛大な宗教行事が行われる。出所:世界遺産の旅
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