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アワッシュ川下流域(エチオピア世界遺産) 2009年4月5日更新
【和:アワッシュかわかりゅういき】 |
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1974年、エチオピア東北部のハダール近郊を流れるアワッシュ川下流域で、フランスとアメリカの合同調査隊によって、現生人類に近い骨の化石が発見された。化石は一体の人間の骨格に復元され、身長1m、体重30kg前後の25歳くらいの女性と推定された。脳はチンパンジー並みだが、おそらくは不完全ながら二足歩行を行っていた人類の祖先である。彼女は最も古い人類アウストラロピテクス・アフアレンシス、通称「ルーシー]という名前がつけられた。この通称名は発見当時、エチオピアで流行していた、ビートルズの歌「ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウイズ・ダイヤモンド]にちなんだものという。「ルーシー]は、首部アジスアベバの国立博物館に現在も保管されており、見学が可能である。
アワッシュ川流域では、この後にも「ファースト・ファミー]と名づけられた初期人類や哺乳類などの化石が6000個も発見されている。
出所:世界遺産の旅
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