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オモ川下流域(エチオピア世界遺産) 2009年4月6日更新
【和:オモ川かりゅういき】 |
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エチオピアの高原に源を発し、蛇行しながらケニア国境を越え、アフリカ第5の面積をもつトゥルカナ湖に注ぐオモ川 その下流域のエチオピア南西部、ケニアとスーダン国境近くで、1930年代にフランスの考古学者により、初めて発掘調査が行われた。1967年には、400万年前のアウストラロピテクス・エチオピクスの下顎骨が見つかったのを皮切りに、人類の祖先であるホモ・ハビリス、ホモ・エレクトゥス、ホモ・サピエンス、幾種ものアウストラロピテスクといった重要な化石や石器類が出土した。
また、250万年前にホモ・ハビリスが使用した石斧などの道具も発掘されており、これらは人類最古の手作業の証とされている。ケニアのトゥルカナ湖北東部でも重要な化石が出土しており、この地城はアワッシュ川下流域、タンザニアのオルドヴァイ渓谷と並んで、人類の進化を知る宝庫といえるだろう。
出所:世界遺産の旅
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