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キルワ・キシワニ・ソンゴ・ムナラ遺跡(タンザニア世界遺産) 2009年4月6日更新
【和:キルワ・キシワニ・ソンゴ・ムナラのいせき】 |
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タンザニア中部のインド洋に浮かぶキルワ・キシワニ島に、東アフリカ随一のスケールを誇る大遺跡がある。13~14世紀にかけて栄えた都市国家キルワ・キシワニは、現在のジンバブエに位置する、モノモタパ王国が産出する金の流通を支配レアラブ、ペルシア、インド、中国などとの、東方交易の中心地として繁栄した。15世紀末になって、ヴァスコ・ダ・ガマがインド航路を開いたごとにより、ポルトガル人に植民地化され、衰退。1587年、バントゥー系民族のジンバ人の侵入によって、キルワは滅亡した。
1331年にアラブの旅行家イブン・バトゥータはキルワを訪れ、「世界でいちばん美しい交易都市]と紹介し、住民たちのイスラム教への信仰心のあつさや、建築や芸術水準の高さを評価している。
また、1520年にアラビア語で書かれた歴史書『キルワ年代記』には、最盛期の栄華が語られている。 キルワ・キシワニ島には、12世紀に建てられた壮大な中央モスクをはじめ、フスニ・クブワ宮殿、ゲレザ(牢獄)の要塞などが見られる。
一方、14~15世紀に栄えたソンゴ・ムナラ島の歴史は、不明なところが多く、5つのモスクの廃墟など城塞都市的な造りの遺跡が、わずかに残っているだけである。出所:世界遺産の旅
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