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モザンビーク島(モザンビーク世界遺産) 2009年4月6日更新
【和:モザンビークとう】 |
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インド洋に浮かぶモサンビーク島は、今でこそ訪れる人も少ない小島にすぎないが、歴史的にも文化的にも大変興味深い所である。この島は、古くからインド洋貿易で栄えていたが、その運命を大きく変えたのは、ポルトガルのヴァスコ・ダ・ガマである。1498年の終わり、ヴァスコ・ダ・がマが、この地に立ち寄ったことで、喜望峰回りのインド航路が聞かれた。この時、彼らを迎え入れた君主の名前、ムーザ・アル・ビックが変化して島名となったという。
その接ポルトガル人はこの島を拠点として、インドの香辛料や綿花、内陸の象牙や金、奴隷などの交易を始め、港はアフリカ征服の拠点となった。
1898年に、現在のマプトが首都となり、港湾機能も大陸側のナカラ港に移されると、モザンビーク島は次第にその重要性を失った。現在は、17年間におよぶ内戦の傷もなく、ポルトガル、アラブ、インドなど多様な文化が交差する美しい町並みが人びとを魅了する。長さ3km、幅500mの小さな島の中には、かつての栄華を偲ばせる要塞やモスクと教会が同居し、東アフリカの交易語スワヒリ語が飛び交っている。出所:世界遺産の旅
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