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チャコ文化国立歴史公園(アメリカ合衆国世界遺産) 2009年4月7日更新

チャコ文化国立歴史公園(アメリカ合衆国世界遺産)

【和:チャコぶんかこくりつれきしこうえん
【中:
面白テーマ|世界遺産|>チャコ文化国立歴史公園(アメリカ合衆国世界遺産)

 ニュー・メキシコ州の北西部にある、チャコ・キャニオンは、9~12世紀にかけてアナサジ族の政治、経済、儀礼の中心であった。 日干しレンガを積み重ねて、2~5回構造の集合住宅がいくつもつくられ、聖なる儀式を行う円形の地下室、キ ヴァが設けられた。現在残っている13の集合住宅のうち、最大のものが「プエブロ・ボニート]である。4階建て、600以上の部屋と40のキヴァ(円形礼拝所)、食糧庫がある。キヴァの代表的なものは、「カサ・リンコナーダ」で、直径約20mである。
これらの建物は、月、太陽などの方位と関連づけて、計画的に建てられたようだが、くわしいことは現在もわかっていない。 なかでも、最大の謎はチャコ・チャニオン周辺に、網の目のようにのびる道の跡で、幅約9m、延べ約600kmにもおよぶ。明らかに計画的なもので、単に周辺の集落と結ぶものではなく、彼らの世界観を表現していると考えられている。出所:世界遺産の旅
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