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ホヤ・デ・セレン遺跡(エルサルバドル世界遺産) 2009年4月11日更新

ホヤ・デ・セレン遺跡(エルサルバドル世界遺産)

【和:ホヤ・デーセレンいせき
【中:
面白テーマ|世界遺産|>ホヤ・デ・セレン遺跡(エルサルバドル世界遺産)

サン・サルバドルの北西36kmにあるマヤ文明古典期前半の集落跡。3世紀頃から農耕が営まれていたが、6世紀に近郊のロマ・カルデーラ火山の大噴火によって、町全体が火山灰の下に1400年もの間、閉ざされてしまった。
 1976年、小麦用サイロの建築工事で、偶然にも遣跡は発見され、すぐさま考占学者たちによる訓告・発掘が始まった。
 途中12年におよぶ内戦により、発掘作業の中断などがあったが、現在までに台所や寝室、作業場などを含む住居跡や共同浴場跡、集会場、骨や石などでつくられた工具、髪飾りなどの日用品、トウモロコシやカカオ豆などの化石が多数発掘されている。
 建物は日干しレンガが使われ、土台や壁の間は鉄筋のように竹で補強されていたことなどがわかっている。当時の農村生活が残され、中米版のポンペイともいえる、この遺跡は「ホヤ・デ・セレン(セレンの宝物)」の名のとおり、考古学的にも人類学的にも貴重な遺跡である。出所:世界遺産の旅
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