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タラマンカ地方保護区群・国立公園(コスタリカ・パナマ世界遺産) 2009年4月11日更新
【和:タラマンカ地方のほごくぐん・こくりつこうえん】 |
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コスタリカとパナマ国境付近のタラマンカ地方は、コスタリカではラ・アミスター自然保護区群として、パナマではラ・アミスター国立公園として保護されている。約5654k㎡におよぶ広大な面積で、高低差も海抜0mの海岸地帯から3820mの標高をもつチリホポ山までが含まれている。
その広大さと高低差ゆえに、熱帯雨林特有の多雨林から高山特有の植生までの生態系が見られ、さまざまな動物相も形成されている。
ピューマ、ジャガー、オセロットなど、中央アメリカに生息するネコ科の動物たちが、全種この保護区に集まり、オオアリクイやアライグマ、リス類なども見られる。熱帯多雨林の密林の奥には毒をもつヤドクガエル科のカエル類やホエサル類も生息し、緑色に輝くケツァルや色鮮やかなハチドリなどもこの保護区にすんでいる。また、ブナ樹林も中米ではここでしか見られない。
出所:世界遺産の旅
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