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ダリエン国立公園(パナマ世界遺産) 2009年4月11日更新

ダリエン国立公園(パナマ世界遺産)

【和:ダリエンこくりつこうえん
【中:
面白テーマ|世界遺産|>ダリエン国立公園(パナマ世界遺産)

 コロンビアとの国境付近にあるダリエン国立公園内の動植物の種類は、広大なため把握しきれていない。少なくとも300種以上の樹木と1000種近い鳥類などが生息しているとされる。オオアリクイ、パナマスベオアルマジロ、メガネカイマン、ネコ科の大形動物やサルなども数多く生息。熱帯雨林には新種の動植物が存在している可能性もあるという。南北アメリカに生息する動物たちの境界線のような役目も果たしており、北アメリカが生息域であるアライグマなどと、南アメリカのカピバラなどが公園内に共存している。
 一時は南北アメリカを縦断する道路をつくるために密林を切り開くという開発計画があったが1980年に国立公園に指定されたことで、計画は頓挫した。その結果、自然環境は守られたが、カピバラやアグーチといった?歯動物、オオギワシ、グリーンイグアナなどが密猟などによって滅少している。パナマジャガーはすでに絶滅したと推測され、迅速な保護が必要とされている。
 公園内には、先住民であるチョコ族やクナ族が、8000人近く暮らしており、文化を維持しようと努めている。出所:世界遺産の旅
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