シタデル、サン・スーシ、ラミエール国立公園(ハイチ世界遺産)　2009年4月11日更新

　1804年にフランスから独立したハイチだが、新たに黒人とムラート（混血）の対立が起こった。　1806年、黒大将軍アンリ・クリストフは初代皇帝を暗殺し1811年にハイチ北部を基盤として王位に就いた。彼はここラミエールの∪丘に城や城塞など多くの建造物を建てた。
フランスのヴェルサイユ宮殿を模したサン・スーシ城は1807年に建設が始まった，現在は城の礼拝堂だけが往時の姿を見せている、その背後のラ・フェリエール山頂には城塞シタデルがある，1817年に完成した高さ50m、厚さ５ｍの城塞の斜提には、フランス軍から強奪した150の大砲が並ぶ。1820年、黒人王国は消滅したが、この城塞は自由と独立のシンボルである。1842年、これらの遺構は地震で破棄されたが、現在は国立歴史公園として、保存されている。出所：世界遺産の旅
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