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コロとその港(ベネズエラ世界遺産) 2009年4月13日更新
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16世紀初めに創建された植民都市コロは、ドイツの商人たちによって総督が派遣されるなど、一風変わった歴史をもつ。沖合に浮かぶオランダ領アンティルとの密貿易によって繁栄した市街には、オランダ・バロック様式の影響を受けた建物が多く残る。
その代表的な建物が「カサ・デ・ロス・トロス(塔の家)]で、正面玄関の装飾が印象的。ほかに高さ8mの正面扉をもつ「カサ・デ・ラス・ヴェンタナス・デ・イエロ(鉄の窓の家)」、バルコニーが美しいアルカヤ邸(現在、陶磁器博物館)など見どころは多く、今も600以上の歴史的建造物がほぼ当時のままで残っている。
コロの外港だったラ・ベラは、コロから約12kmの所にあり、町のほとんどが創建当時のまま残っている。旧税関と聖堂は、オランダ・バロック様式の特徴をよく残している。
出所:世界遺産の旅
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