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カルタヘナの港・要塞(コロンビア世界遺産) 2009年4月13日更新
【和:カルタヘナのみなと・ようさい】 |
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まぶしい陽光、カリブからの潮の香り、サルサの心地よいリズム…。カルタヘナはコロンビアを代表するリゾート地だ。しかし、城壁に囲まれた旧市街に一歩入ると、16~17世紀の植民地時代にタイムスリップしたかのような錯覚を覚える。
カリブ海に突き出したボカ・グランデ半島に目をつけたスペイン人の入植者、ペデロ・デ・エレディアが町を住設したのは1533年。以来、金、銀、カカオ、タバコ、香辛料など植民地の富を積み出す重要な貿易港として発展したが、しばしば海賊やイギリス、フランスからの攻撃を受けた。これに対抗して16世紀末から、町をぐるりと取り囲むように総延長4kmの城壁が建設された。大量の資金がつぎ込まれ、労働者としてアフリカから30万人ともいわれる奴隷が連れてこられた。城壁の建設の歴史は、カルタヘナの歴史そのものといってもよい。
同時にいくつかの要塞も建設された。防衛の中心となったのが、旧市街東部にあるサン・フェリペ要塞。40mの丘の上に築かれた堅牢な要塞は、1536年から21年をかけて建設され、複雑な通路やトンネルを備えている、1741年にはイギリス海軍
が、50隻以上の戦艦で2か月にわたって町を包囲したが、ついにこれを撃退した。 また旧市街には、ボリバール広場を中心に、テドラルや旧宗教裁判所など16世紀の美しい建築物が残っている。出所:世界遺産の旅
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