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サン・アグスティン遺跡公園(コロンビア世界遺産) 2009年4月13日更新
【和:サン・アグスティンいせきこうえん】 |
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18世紀半ば、マグダレナ川源流部の標高1200~2000mの山岳地帯、サン・アグスティン周辺で、石像や墳墓などの集合体が発見された。玄武岩や安山岩でできたサン・アグスティンの石像たちは、1~9世紀にかけてこの地方に花開いた高度な文化の証人だ(石像自体がつくられたのは5世紀以降)。石像のモチーフは、動物を象ったものから、人間の姿に似せたものまでさまざまである。半人半獣のこれらの石像は、神をあらわすものではないかと考えられている。不気味な笑みを浮かべたもの、歯をむき出したものなど、ユーモラスな表情が見られる。
石像は、石室と墳丘をもつ墓に関連して立っている。墓の規模、形態にバラエティがあることから、厳格な階級社会があったようだ。周囲の岩盤に、ヘビ、トカゲ、カエルなどの彫刻が施されたラバパタスの泉は、儀式の場であったと考えられている。サン・アグスティン村に近いラス・メシタスにある代表遺跡は、考古学公園として整備され、博物館も併設されていて、見学が可能。出所:世界遺産の旅
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