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サンガイ国立公園(エクアドル世界遺産) 2009年4月13日更新
【和:サンガイこくりつこうえん】 |
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サンガイ国立公園は、エクアドル中央部のアンデスの峰々の東断面から、アマゾン川上流域の熱帯山林にわたって広がっている。総面積は2680k㎡、標高は800~5000mで、多種多様な動物相の垂直分布を見せてくれる。
アマゾン川上流のマラニョン川流域の低地帯は、高温多湿の熱帯雨林だ。樹高30~40mの大木が密生し40種以上のオウム、多彩なハチドリ、大きなくちばしが目をひくオオオニハシをはじめ、鳥類が種類、数とも豊富に生息する。リスザル、アカホエザル、アメリカバク、ジャガー、メガネカイマンなど貴重な動物も多い。そして、無数とも思える昆虫も生息。
標高2000~3000m辺りは、雨や霧につつまれることの多い雲霧林になっている。シダや着生殖物が多く、南米唯一のクマであるメガネグマなど、希少な動物も生息する。標高3000m辺りが雲霧林限界で、さらには2つの活火山、サンガイ山(標高5230m)やトゥングラワ山(標高5016m)がそびえる山岳地帯へと至る。
出所:世界遺産の旅
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