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キト市街(エクアドル世界遺産) 2009年4月13日更新
エクアドルの首都であるキトは、ピチンチャ山を背景に標高2850mの高地に南北17kmにわたってのびる細長い都市だ。中央にある旧市街には、30にのぼる聖堂や修道院があり、多くは17世紀のバロック様式である。その代表がラ・コンパーニア聖堂で、正面や主祭壇に使われているらせん状の円柱が印象的。主祭壇の絢爛豪華な彫刻には7tもの金が使われている。
もともとインカの町があったが、スペインの侵略を受けると自らの手で破壊した。現在の町は、16世紀半ばにスペインが新たにつくった計画都市だ。道路を無理に格子状にしたため、階段やテラスのある急な坂道が随所に見られる。狭い街路と相まってノスタルジックな町は、1917年に大地震に見舞われた。それでもラテンアメリカで最も保存状態のよい歴史地区であるといわれている。出所:世界遺産の旅
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