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リマ歴史地区(ペルー世界遺産) 2009年4月15日更新
ペルーの首都リマは、1535年にフランシスコ・ピサロがリマック川南岸に建設し、以来スペインの南米植民地の中心であり続けた。アルマス広場を中心に、縦横に平行な街路をもつ歴史地区は、17世紀バロック期の雰囲気を色濃く残す町だ.サン・フランシスコ修道院は、1567年にバロックとアンダルシア様式を取り入れて建設された。回廊のセビリア製タイル、彫刻された木の天井、豪華絢爛たるファサードは、いずれも見事である。
修道院の図書室は、17世紀には宗教、文化の研究施設としての役割を果たし、現在も16~18世紀の貴重な書籍、約2500点を所蔵する。また、修道院内のカタコンベ(地下墓地)は1810年までリマ市の墓地で、 7万体の遺骨が眠る。
サント・ドミンゴ聖堂は1549年の建立で、いくたびもの地震にも耐え、外観は当時の姿をほぼ残している。ここにはリメーニョ(リマの人)が愛する聖女サン夕・ロサとフライ・マルティンが眠っている。ともに16世紀末~17世紀初頭にかけて、数々の奇跡を行ったといわれる人物だ。出所:世界遺産の旅
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