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チャンチャン遺跡地帯(ペルー世界遺産) 2009年4月15日更新
【和:チャンチャンいせきちたい】 |
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インカの王ユパンキが征服者として、チムー王国の首都チャンチャンに乗り込んできたとき、真っすぐにのびた道路をもったその海岸都市の、美しさと豊かさに圧倒されたという。13-15世紀に繁栄したチャンチャンは、モチェ川の河口付近に南北5km、東西3km以上にわたって広がる計画都市で、最盛期の人口は2万5000人と推定される.
中心部には、高い壁に囲まれた「シウタデーラ」と呼ばれる、10の方形の区画が並んでいる。各区画に共通している構造は、広場、倉庫、そしてアウディエンシアだ。アウディエンシアというのは、「コ」の字形の小さな囲みで、高官が献上品を受け取る場であったと考えられている,一般に開放されているのは10区画のうちチエディ区域のみだ。壁は日干しレンガでできており、魚や鳥をモチーフにしたレリーフで飾られている。シウタデーラの機能については、王宮であり、王の死とともに墓となって閉鎖されたとの説、物資の集積と管理を中心とした流通の中枢であるとの説など諸説ある。伝説によると、チムー王国はタイナカモを始祖としてその後9人の王が統治したという。第10代のミンチャンサマン王のとき版図は最大となったが、15世紀半ばにインカに敗れて編入された.
出所:世界遺産の旅
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