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スクレ歴史地区(ボリビア世界遺産) 2009年4月15日更新
【和:スクレれきしちく】 |
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標高2790mの澄んだ空気の中、白い璧と赤いレンガの屋根がまばゆい。住物の壁は白く塗るように、市の条例で定められている。スクレは、ボリビアの歴史を見つめ続けてきた古都である。
1545年にポトシに銀鉱が発見されて以来、産出する銀を管理する町「ラ・プラタ」として繁栄し最高裁判所が置かれ、大学が開かれもした。アメリカ大陸最古の大学のひとつであるサン・フランシスコ・ハビエル大学の存在は、快適な気候と相まって、町に文化的な香りを与えている。1809年には最初のボリビア独立運動が起こった。これは失敗に終わるが、独立の英雄レモン・ボリーバルに大きな影響を与えたとされる。ついに独立を果たしたのは1825年のことで、スクレにある「自由の家]の講堂で独立が宣言された。
5月25日広場の南側に建つ大聖堂は、16~17世紀にかけて建造されたもので、ダイヤモンドや真珠など宝石で飾られた衣装をまとった聖母マリア像は、スクレの栄光の時代を今に伝えている。出所:世界遺産の旅
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