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オリンダ歴史地区(ブラジル世界遺産) 2009年4月16日更新
【和:オリンダれきしちく】 |
【中:】 |
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そよ風がヤシの葉を揺らして渡る。色とりどりの家並みや荘厳な白い聖堂と、熱帯植物の濃い緑やトルマリンブルーの海の色とのコントラストがまぶしい。植民地時代の風情をほぼそのままに残すオリンダは、ブラジルでのポルトガルの植民活動の先鞭をつけた町だ。1535年、町の創設者ドゥアルテ・コエーリョ・ペレイラは、初めてこの地を見たときに「オー、リンダ!(美しい!」と叫んだという。その言葉が地名になり、ポルトガル植民地の中心として砂糖産業で繁栄した。1630年にオランダに一帯を占領され、町は焼かれ、中心は南のレシフェヘと移った。1654年にはポルトガル再び奪還し、再建した。現在残る町は、この当時のものだ。
海に面した8つの丘の上に建設されたために急勾配の坂道が多く、アズレージョ(ポルトガル調タイル)の装飾とバルコニーをもつ家並みは、壁が独特の色で塗られている,また、17~18世紀につくられたバロック様式の聖堂や修道院は20を数え、その凝った装飾が注目される。出所:世界遺産の旅
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