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サルバドル歴史地区(ブラジル世界遺産) 2009年4月16日更新
【和:サルバドルれきしちく】 |
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現在は100万の人口を抱えるサルバドルは、かつてポルトガル植民地時代の首都であり、奴隷貿易の中心地であった。サトウキビ農園の労働力として、最初にアフリカから黒人奴隷が到着した1558年から、奴隷制が廃止された1888年まで、大変な数のアフリカ人が奴隷としてこの地を踏んだ。彼らがもち込んだ音楽、舞踏、宗教、衣装、料理などさまざまな文化は、ブラジルの文化と融合して独特のアフロ・ブラジリアン文化を生み出した。現在でも、町の随所でその一端に触れることができる。
町は、高い所で高さ73mもある崖の上下で、シダージ・バイシャ(下の町)とシダージ・アウタ(上の町)に分かれており、両地区の間は大きなエレベーター(ラセルダ)で行き来する。歴史地区があるのはシダージ・アウタで、パステル調の色で鮮やかに塗られた家屋が並び、バロック様式の聖堂が至る所で見られる。「市内に1年の日数と同じ数だけある」といわれる聖堂のうちでも、最も有名なのがサン・フランシスコ聖堂だ。1723年に完成した聖堂内部に入ると、視界いっぱいに黄金色が飛び込んでくる。壁も天井も祭壇も、金箔で埋め尽くされているのだ。青と白のポルトガル調タイルで描かれた回廊の壁画も見事だ。出所:世界遺産の旅
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