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オウロ・プレット歴史地区(ブラジル世界遺産) 2009年4月16日更新
【和:オウロ・プレットれきしちく】 |
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18世紀のある時期には、世界の金の6割までをミナス・ジェライス州で産出していた。この「ブラジルの黄金時代」の中心となったのが、標高1000m近い山あいにあるゴールドラッシュの町オウロ・プレットだ。酸化鉄で黒く見え万金(オウロ・プレットとは「黒い金」の意)が発見されたのが1693年のこと。 1711年に町ができ、わずか40年で人口は10万人に達した。金が生み出す豊かな富をもとに、ブラジル最古のオペラハウスができ、多くの豪華な聖堂もつくられた。
起伏の激しい石畳の坂道を行けば、現在も13の聖堂を見ることができる。町の中心チラデンチス広場に面したノッサ・セニョーラ・ジ・カルモ聖堂(1762~1772年建造)のファサードの装飾と、サン・フランシスコ・ジ・アシス聖堂(1764~1794年建造)の作品も「ブラジルのミケランジェロ」アレイジャジーニョによるもの。彼の集大成ともいえる傑作である。出所:世界遺産の旅
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