考古用語辞典 A-Words

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バチカン・シティ(バチカン世界遺産) 2009年4月17日更新

バチカン・シティ(バチカン世界遺産)

【和:バチカン・シティ
【中:
面白テーマ|世界遺産|>バチカン・シティ(バチカン世界遺産)

 1929年2月11日、当時のムッソリーニ政府と教皇庁の間で結ばれたラテラーノ条約により、教皇を元首とするバチカン市国が誕生した、国民は、聖職者やスイス衛兵など約1万人、面積は日比谷公園の約3倍、独立国としては世界最小だが、独白の警察や法廷をもち、貨幣を鋳造し、郵便局やラジオ同もある。なにより、カトリックの総本山であり、全世界9億のカトリック信徒の聖地、「最小にして最強]の国家ともいえる。
 紀元1世紀、この地で初代教皇聖ペテロ(ピエトロ)が殉教した。349年、聖書の「汝は磐なり、我この磐のヒに建てん](マタイ伝)に従って、コンスタンティヌス大帝が聖ペテロの墓の上に建立したのが、サン・ピエトロ大聖堂である。現在の大型堂は、16~17世界にかけて170年がかりで再建されたもの。その建築には、ブラマンテ、ラファエルロ、ミケランジェロ、ベルニーニなど、当代随一の芸術家たちがかかわり、まさに最高位教会にふさわしい威厳と美しさを誇る。その規模は総面積1万5106㎡、収容人数6万人。
 絶対的権力者であった歴代教皇への珠玉の貢物の数々を所蔵するバチカン美術館、システィーナ礼拝堂のミケランジェロ作のフレスコ画などは必見。出所:世界遺産の旅
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