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ピエンツァ市街の歴史地区(イタリア世界遺産) 2009年4月17日更新
【和:ピエンツァしがいのれきしちく】 |
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教皇ピウス2世が、故郷の町コルシニャーノの廃退ぶりを見て、町の整備を思いついた。1459年のことである。依頼されたのは、ルネサンスの三大建築家アルベルティの弟子で、バチカンの改築にも加わっていたフィレンツェの建築家ベルナルド・ロッセリーノ。現在の町の中心にあるピウス2世広場は、透視図法を取り入れて空間的広がりを見せる台形をしている。その周囲を大聖堂とピウス2世の実家でもあるピッコローミニ宮殿が囲む。メインストリートのロッセリーノ通りには、貴族の邸宅が並ぶ。周辺の風景との調和まで考慮に入れた、ルネサンス様式最初の全面的な都市づくりであった。名称もピエンツァと改称され、のちのイタリア諸都市にも影響を与えた。今も、その都心景観の美しさは有数の町といえよう。出所:世界遺産の旅
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