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ラヴェンナの初期キリスト教建築物群(イタリア世界遺産) 2009年4月18日更新

ラヴェンナの初期キリスト教建築物群(イタリア世界遺産)

【和:ラヴェンナのしょきキリストきょうけんちくぶつぐん
【中:
面白テーマ|世界遺産|>ラヴェンナの初期キリスト教建築物群(イタリア世界遺産)

 色大理石や色ガラスの小片(テッセラ)を漆喰に埋め込み、パズルのように絵柄をつくっていくモザイクは、背景に金箔を多用し、多彩な色が光を反射して輝く。その絢爛さは、まさに「光の芸術」だ。おもにキリスト教の神秘的な抽象表現として、ビザンチン帝国で発展した絵画技法である。
 ラヴェンナの町は、そのモザイク美術の傑作の宝庫。5世紀に西ローマ帝国の首都、6世紀にはビザンチン帝国の西玄関として重要拠点となった。古代ローマ文化とビサンチン文化が、ここで融合したのである。この時期につくられた初期キリスト教建築がいくつも残り、どれも外観は非常に簡素なものだが、ひとたび内に入れば、華麗なモザイクの嵐に圧倒される。東方から直接影響を受けたもので、ヨーロッパに残る最も完成されたビサンチン文化の結晶である。出所:世界遺産の旅
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