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アヴィラ旧市街・塁壁外教会(スペイン世界遺産) 2009年4月20日更新
【和:アヴィラきゅうしがい・るいへきのそとのきょうかい】 |
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ブレドス山脈の峰々を望むアヴィラは、標高1130mというスペインで最も高地に位置する都心である。静かな避暑地の趣だが、この町は、キリスト教迫害の歴史を語り継ぐ重要な遺産の宝庫といえる。町を取り囲む全長2.5kmの城壁は88の櫓と9つの門をもち、イスラム教徒の侵入を防ぐために、1090年から9年かけて建造された。城壁に張り付くように建てられている人聖堂は、要塞の役目も果たしていた。この大聖堂内のキリストの生涯を描いた祭壇衝立は、スペインでも最高に価値がある。
また、同地出身の「聖女テレサ」ゆかりの教会や建物が多数ある。スペインでは非常に崇拝されている聖テレサは、1554年の神秘的キリスト体験から、カルメル会修道会の改革に尽力した女性で、美術作品「聖テレサの法悦」でも著名。出所:世界遺産の旅
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