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アルカラ・デ・エナレスの大学と歴史地区(スペイン世界遺産) 2009年4月20日更新
【和:アルカラ・デ・エナレスのだいがくとれきしちく】 |
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現在のアルカラの町の基礎となったのは、なんといっても1498年にシスネロス卿によって創設された大学である。この大学は「シヴィタス・デイ(神の町)]という、理想都市づくりの第一歩だった。いわゆる「大学都市」のはしりである。結果として、当初の宗数的共同体思想のみならず、知的な分野へも大きく寄与したのはいうまでもない。とりわけ語学教育に秀で、1517年には、世界で初めて、ラテン語、ギリシア語、ヘブライ語など数か国語の対訳聖書を刊行。そして、この町がモデルとなり、大学を基盤にした高邁な理想都市建設は、スペイン宣教師たちによって新大陸に、またヨーロッパ各地へと広まっていった。 1836年に大学機能はマドリードに移転、プラテスコ風ファサードが見事な当時の建物は現在、本部だけだが見学ができる。出所:世界遺産の旅
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