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セゴビア旧市街・水道橋(スペイン世界遺産) 2009年4月20日更新
【和:セゴビアきゅうしがい・すいどうばし】 |
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三方を川に囲まれた険しい丘の上に築かれたセゴビアの町は、要塞としてうってつけ。ヘラクレスが興した町という伝説もあり、少なくともローマ人が城塞として選んだのは当然のことだろう。そのローマ時代(98~117年)に丘の上まで水を供給するためにつくられた水道橋が、ほぼ完全な姿で残っている。2層アーチを128重ねたダイナミックな美しさ、漆喰などを使っていないのに崩れない見事な土本技術には圧倒される。
水道橋と並ぶ代表的な建造物が、スペイン・ゴシック様式で16世紀に建造の大聖堂と、美しいアルカサル(セゴビア城)だ。アルカサルは、歴代カスティーリャ王の居城で、イザベル女王が戴冠したのもこの城である。現在の建物は、19世紀の再建。この町を遠くから見ると巨大船に見える。城が船首、大聖堂マスト、水道橋が舵である。出所:世界遺産の旅
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