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サラマンカ旧市街(スペイン世界遺産) 2009年4月20日更新
【和:サラマンカきゅうしがい】 |
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サラマンカには、スペイン最古の大学がある。13世紀、ボローニャ、バリに次いでヨーロッパで3番目に開校したサラマンカ大学は、16世紀頃には多くの学者や文学者を輩出し、現在も最高水準を保っている。『ドン・キホーテ』の作者セルバンテスもここで学んだという。
この町が訪るのは知的分野だけではない。サラマンカの最大の魅力は、町中にあふれるバロック様式の建築物だ。プラテスコ様式、チュリゲーラ様式という、スペイン独自の壮麗な装飾芸術が堪能できる。15~16世紀に流行したプラテスコ様式は、細工もののような綿密な浮き彫りによる装飾が特徴、他方、17世紀のチュリゲーラ家が生み出したチュリゲーラ様式は、過剰なほどの豪華絢爛な装飾とねじれた柱が特徴である。
とりわけ素晴しいのが「サラマンカの四大建築」と呼ばれるサラマンカ大学、新・旧人聖堂、サン・エステバン修道院、そしてマヨール広場だ。これらは、美術史的にも非常に貴重な芸術で、スペインで最も美しい建造物と賛えられる。なかでもマヨール広場は市庁舎や王立パビリオンが面し、単一の様式でまとめられた、比類ない均整美を見せてくれる。トルメス川に架かる石橋は、ローマ時代につくられ、今も現役で活躍している。出所:世界遺産の旅
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