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サンタ・マリア・デ・グアダルーペ王立修道院(スペイン世界遺産) 2009年4月21日更新

サンタ・マリア・デ・グアダルーペ王立修道院(スペイン世界遺産)

【和:サンタ・マリア・デーグアダルーペおうりつしゅうどういん
【中:
面白テーマ|世界遺産|>サンタ・マリア・デ・グアダルーペ王立修道院(スペイン世界遺産)

 14世紀初頭、ひとりの羊飼いが、聖母マリアのお告げを受け、グアダルーペ村の川岸で聖ルカが彫ったという木彫りのマリア像を掘り当てたという。この像に加護を祈願した国王アルフォンソ11世はイスラム軍との戦いに勝利。感謝を込め、この修道院を建立した。以後、グアダルーペは聖母マリア信仰の聖地として有名になり、町は繁栄を迎えた。
 また、コロンブスが、カリブ海の島のひとつにグアダルーペと名付け、連れ帰ったインディヘナを、この村の噴水で改宗の洗礼を受けさせたというエピソードもある。「奇跡の聖母」は新旧両大陸の架け橋でもあったのだ。18世紀半ばスペインの退潮とともに衰退、19世紀には廃墟化したが、20世紀になってフランシスコ会によって再建された。これも奇跡的といえるかもしれない。出所:世界遺産の旅
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