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アルコバッサ修道院(ポルトガル世界遺産) 2009年4月24日更新
【和:アルコバッサのしゅうどういん】 |
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アルコバッサの町とサンタ・マリア修道院の起源は、12世紀初頭のポルトガル建国までさかのぼる。初代の王となったアルフォンソ1世が、建国に協力してもらった労に報いて、シトー派修道会に寄進したのである。歴代の王に保護され、最盛期には1000人近くの修道士が暮らしていたという。ちょうどロマネスクからゴシックへの過渡期の建築物で、禁欲・清貧・勤勉を旨とするシトー派の精神を反映して、内部は簡素そのものだ。教会の奥に、一対の石棺が安置されている.驚嘆するほど繊細で美しい装飾彫刻は、ポルトガル・ゴシックの最高傑作といわれる。この石棺には、14世紀の国王ペドロ1世と侍女イネスの悲恋物語がある。地上では結ばれ得なかったふたりの棺は今、足を向け合って並べられている。最後の審判の日、ふたりがよみがえったとき、すぐに顔を見合わすことができるように。出所:世界遺産の旅
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