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アゾーレス諸島のアングラ・ド・エロイズモの町(ポルトガル世界遺産) 2009年4月24日更新
【和:アゾーレスしょとうのアングラ・ド・エロイズモのまち】 |
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ヨーロッパ最西端のロカ岬からさらに西へ1400km、大西洋に浮かぶアブーレス諸島は、アトランティス大陸の一部だったともいわれ、火口湖や熱泥の地獄風景など神秘的な美に満ちた火山島群である。
19世紀初頭までその中心だったテレセイラ島の南岸に、中部大西洋地域唯一の天然の良港アングラ・ド・エロイズモがある。15世紀にポルトガル人が再発見して以後、新大陸とヨーロッパを結ぶ重要な中継地として繁栄した。16世紀には国王ジョアン3世により、諸鳥で初めて都市として認められた。現在も、新大陸やアジアからの船が頻繁に寄港していた当時の町並みが残り、建物の増改築への厳しい規制など、町の美観を保つ努力がなされている。この地は、当然ながら戦略的価値もあり、常に他国の侵略や海賊の脅威にさらされていた。町に残る多くの要塞がそれを今に伝えている。出所:世界遺産の旅
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